「史上最大のボロ儲け ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか」

2012年02月10日

史上最大のボロ儲け ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか史上最大のボロ儲け ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか
(THE GREATEST TRADE EVER The Behind-the-Scenes Story of How John Paulson Defied Wall Street and Made Financial History)
(2010/12/09)
グレゴリー・ザッカーマン

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を読み終わった。

本の内容(文はAmazonから)

サブプライムローンの破綻を予測し、一世一代の取引によって、
巨万の富を手にした男がいる。彼の名は、ジョン・ポールソン。
不動産投資に全く縁のなかった無名の投資家が、金融史上最大の取引を成功させたのだ。
思い上がったウォール街の金融家たちの失敗を尻目に、金融崩壊の真っただ中で大成功を収めた。

 ウォール街の歴史を塗り替えた男の驚くべき舞台裏を、ウォール・ストリート・ジャーナル紙のトップライターが見事に描き切った迫真のドキュメンタリー。



 本の題名は、「ジョン・ポールソンはいかにして ~ 」となっているけど、ポールソンさんも登場人物の一人というか、マイケル・バリーさんとか同じような取引をしたほかの人についても結構書かれている。
 いい本だと思うけど、題名に「ポールソン」と入っているので個人的にはもう少しポールソンさんに焦点をあててほしかったかな~と少し思った。
 でも、それぞれの人の焦り・ストレスなど感情がよく伝わってくるそんな本だった。

 以前、「世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち」という同じような本を読んだのだが、
その本に比べると文章も比較的わかりやすい言葉で書かれていて、読みやすい感じがする。

改めて、タイミングや周りの人の大切さを感じた。



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